■プロフィール

トラトラ

Author:トラトラ
トラトラの日記です。
『のんびり獣道』というお話を掲載させて頂いております。
流す程度に読んでみて頂けると嬉しいです。

※注意事項です※
○コメントレスが非常に遅くなっております。 お急ぎの要件、レスが早く必要だという場合は、個別にレスが付けられる拍手コメントですとすぐにお返事が付けられますので、そちらのご利用をお願い致します。
○コメントにお話の予想やネタバレになりそうな内容を書き込まれる場合は、非公開でお願い致します。 ただ、拍手コメントは非公開にされますとレスが書けなくなりますのでご注意下さい。
○一つの記事に複数回コメントを書き込まれる場合は、三回までとさせて下さい。
◯楽しい場所にしたいですので、何かしら(アニメや漫画、社会情勢などなど)への批判やディスるといった内容、また自身の主義主張などのコメントへの記載はご遠慮下さい。
◯トラトラ屋創作物で、お話に出ていない設定を尋ねるのはご遠慮下さい。 二次創作等で必要という際には、御自身で自由にお考え頂いて構いませんですので。


以上、宜しくお願い致しますです~!!

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック

■月別アーカイブ
■カテゴリ
■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QRコード

ユニコーンの日
「お誕生日おめでとうございまーす!!!」
sadotan1.jpg
「そしてごめんなさい…」

え、えぇえええええええええええええええ~…

短編 「ユニコーンの日」

今日は茶道寺君が待ちに待った、29歳の誕生日である。
事前にその日の店長のシフトを訊くのも恥ずかしかったので、彼がそれを確認出来たのは誕生日前日であった。

「店長さん、明日はいらっしゃるんですか?」
仕事上の何気ない会話を装って訊いてみると、

「いえ、明日はお休みを頂いてます」
ニッコリ笑顔で最高に嬉しい答えが返ってきた!
早速有給休暇を一日使って家でウキウキドキドキしながら、普段あまり着ないパーカーまで引っ張り出してきて店長が来るのを今か今かと待ちわびていた。

ーわけだが

「と、とりあえず中に入って下さい!」

予想だにしていなかった店長の凹みっぷり!! 暗い!! 暗いよ!!! え!? 今日お通夜!!?
事情はともかくまずはリビングの座布団に店長を座らせ、少しでも機嫌の回復を狙う!!

唸れ、俺の勝負魂!!!

「虎鉄さん! アプリコットジャムをたっぷり入れる紅茶と、ミルクと砂糖たっぷりのコーヒーどちらがいいですか!?」
「…え? ア…アプリコットジャム…!? えと…こ、紅茶…」
「はいっす!」

喰いついた!!

平静を装いガラスポットにティーパックを入れ、コンロでお湯を沸かす。
出来上がった紅茶をカップに注ぐと、ジャムがたっぷり入ったガラス瓶と共に店長の前の丸テーブルにスッと置く。 そしてそのままガラスポットに残った紅茶も一緒に置いた。 おかわり自由状態である!

作戦は見事に功を奏した!
紅茶とジャムを見る店長の目は爛々と輝いており、自分でジャムをわんさかすくっては紅茶に入れてかき混ぜる。
カップより立ち上る甘い香りを頬を染めてクンクン嗅ぐと、紅茶をそっと口に運んだ。 その瞬間表情がパーっと明るくなり、紅茶を口に含む度に「美味しい…!」を連発した!

アプリコットジャムなんていう小洒落た物を作ってくれた従兄弟に感謝である!

精神も随分と浮上したらしく、ようやくモジモジしながらも自分に顔を向けてくれるようになった。
とりあえずホッと一息である。

「で、どうしたんですか? 凄い落ち込んでましたけど…」
「え、えとね…ほら、今日愁哉君のお誕生日じゃない。 で、その…お誕生日プレゼント持ってきたんだけど…」
「は、はい…」

この凹みっぷり、どうやらそのプレゼントが問題らしい。

正直、何が貰えるかと期待はしていた。
自分以外のトラトラチームのメンバーが、自分の誕生日を境に明らかに態度が変わっていたからである。
ナギさんは誕生日以降、不意に鼻歌なんぞを歌うようになったし、師範は店長と目が合うと何故だか顔を真っ赤にした。 神様に至ってはもう春真っ盛りのこの時期でも黄色のマフラーしっぱなしで、たまにマフラーに顔をうずめてはニコニコしている。 このマフラーも誕生日以降、急にするようになったのだ。
明らかに全員店長に何かしてもらったか、プレゼントを貰ったに違いない…!
そう思うと、自分の誕生日が待ち遠しくて仕方が無かった。 

やはり、そんないやらしい期待はしてはいけなかったのではないかと、先程までの自分を少し恥じた。

何か言わなくてはと思案していたが、先に動いたのは店長であった。
紅茶カップをテーブルに置くと、一息ついてから手持ちの鞄を手繰り寄せ、ゴソゴソしだした。
そして、そこから何かを引っ張り出すと、それを丸テーブルにそっと置いた。

sadotan2.jpg
「ベレー帽…?」

これは意外なものが飛び出した。
前日まで色々と想像はしていた。 共通の趣味を持っている事から、何かそっち方面ではないかと思っていたのだが、ベレー帽は流石に想像だにしなかった。
とはいえ、帽子は大好きである。 自分から買ったりはあまりしないが、帽子を被るのは大好きだ。
今は例の飛脚便帽(ちょっとした香りつき)しか持っていなかったので、これは普通に嬉しい。

何がそんなにヘコむポイントになるんだろう…?

「あの…」

「待って!! 順を追って説明するからっ!!!」

顔を真赤に訴えかける!
「は、はぁ…」

「あのね、愁哉君に何をあげようか、考えてたのね」
「はい…」
「でね…」
sadotan3.jpg
「最近得意になった編み物なんてどうだろうと思ったのね。 でももう4月なのにセーターやマフラーってどうなの? 世間は暖かくなってきたがお前の存在自体が寒いんだよ!みたいに思われそうじゃない!?」

思わないっすよ!!(汗)

あぁ…欲しかったなぁ…手編みのセーターやマフラー…(くそー、源司さんのアレ、虎鉄さんの手編みだったのか…!)
何で俺4月に生まれちゃったんだろう…2月くらいに生まれときゃ良かった…
とは言え、目の前にあるベレー帽だって手編みには及ばないものの、十二分に嬉しいのだが…

「でね、次に考えたのが愁哉君の好きなものだったの」
「はぁ…」
「愁哉君と言えばゲームやプラモじゃない」
「そっすね」
部屋を見渡せば、本棚に仕舞われた大量のゲームソフトと、至る所に飾られたプラモが目に付く。 彼の趣味は一目瞭然である。
ただ、その事を知るものは少ない。 基本彼は己の趣味を秘密にしているのだ。 
店長はそれを知る数少ない一人である。
「でさ…せっかくのお誕生日プレゼントだもん、手作りで何かあげたいじゃない」
「はぁ」
「手作りのゲームってナニ!!? そんな技術持ってないよ!!! 手作りのプラモって!!!? 自分で作っちゃったら意味無いじゃん!!!

意味ないじゃーん!!!!!

「落ち着いて下さい、虎鉄さん!!!!!」

ハァハァ…

「で、でね…次に思いついたのが帽子だったの。 ほら、いっつも被ってるじゃない、飛脚便のやつ」
「…は、はい…」
「で、ああいうつば付き帽子を作ろうといっぱい材料を買ってきて、型紙切って、いざ作ろうと思ったんだけど…」
「(手作りで帽子を作ろうって辺りからすごいよな…)はい…」
sadotan4.jpg
「でも自分、針が怖くて縫い物全然駄目で…」

針怖いんだ!!? うわー、すげぇ意外っつうか…か、可愛い…

「でね、ちまちま縫ってたんだけど全然綺麗に行かなくて…で…その…」
「?」

sadotan5_20100418223402.jpg
「ついカッとなって…」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「はい…え、え?」
「で、出来上がったのがこれ」

ベレー帽!!!?

「つかこれ、手作りなんスか!!?」
「うん、そう。」
「は、初めから狙って作ったんじゃないんすか、ベレー帽!?」
「いやだなー、狙って作れるほど器用じゃないよ」

狙わずに作れる方が器用でしょ!!!?

「ほら、ベレー帽って普通の帽子に比べて縫う距離短いでしょ? 多分その辺で」

やべー、全然過程がわからねー

「ごめんね、こんなのしか出来なくて…」
「い、いや…普通に嬉しいっすよ!!? 手作り帽なんて、めちゃめちゃ嬉しいっすよ!!!? つか凄いっすよ!!!?」
「え…そ、そうかなぁ…」
「ま、まぁ少し気になる事はあるんすけど…」
「何…? むくみ?」
どっかむくんでるんすか!!? いや、全然わかんないっすけどね!!?」
「そう? じゃあ何だろ…?」
「えと、ここのマーク…どっかで見覚えあるんすけど…」
「うん、ビスト財団」
「ですよねー!!? これ、ガンダムユニコーンに出てくるビスト財団のシンボルマークっすよねぇ!!!?」

「大丈夫だよ、ほら、後ろ髪が愁哉君仕様になってるし、天下のバンダイ様がこんな細かいところに文句言ってくる訳ないよ」
「(えぇ~…?)そ、そうっすかね…」
「本当は愁哉君の似顔絵アップリケとか付けたかったんだけど、普段被るのにそれは恥ずかしいんじゃないかと思って」
「は、はぁ…」
「っていうか、ナニ普段被ってくれる事期待して心配しちゃってるのって感じだよね…ホント笑っちゃうよね…ハハ…」

「虎鉄さん! マドレーヌ食べますか!!?」

もふもふと貰ったマドレーヌを頬張り、再びご機嫌モードに回復した。
い、意外と簡単だなぁ…虎鉄さん…

「でもなー」
貰ったマドレーヌを平らげると、紅茶をすすりながら店長が口を開いた。

「やっぱりそんなんじゃ納得行かないなー。 これから何か買いに行こうか…?」

いつだって自分なりに納得したプレゼントを渡せていた店長。 だが彼だって神様じゃない、常に思い通りにいく訳ではないのだ。 
その辺は結局は受け取る側次第なのだが、彼はまだまだそのあたりをよくわかっていないのだ。

「そんな事ないっすよ。 さっきも言いましたけど、こんなに嬉しいプレゼント無いっすよ」
「でも…そもそも似合わなそうだし…」
「そっすかね?」

そう言うと、茶道寺は帽子をそっと手に取った。
「愁哉君…?」
「ちょっと待ってて下さいね」

店長に背を向けると腰を曲げて向こうから見えないようにし、支度を終えると腰を伸ばして膝立ちになった。

sadotan6_20100418125151.jpg
「どうっすか?」

店長は、頬を染めてポカーンとしている。

「どうっすかね? 似合いませんか?」
今度は少し顔を覗き込んで訊いてみる。 すると、ハッと我に帰った店長が急にワタワタし出した。
「ど、どうかな…少し見慣れない違和感はあるけど、自分は似合う気もするし…か、格好イイけど、作った側だから贔屓目に見ちゃってるのかも…それに愁哉君、その…元々格好良いし…」
どうやら、彼なりに照れているようである。 虎鉄から見て、やはり茶道寺君は男前で格好イイのだ。

「俺、格好良くはないっすよ」
「いやいや、格好いいってば!!」

しばし見つめ合い、そしてプッと茶道寺が笑った。
「変な会話っすね」
そう言われ、虎鉄も少しクスっと笑った。
「そだね」
「贔屓目でも、似合うって言ってもらえて嬉しいです」
そう言って微笑むと、ようやく店長も肩の力を抜いて恥ずかしそうに笑ってくれた。
頭をポリポリと掻きながら、紅茶をすすっては耳をパタパタさせた。

ようやく、いつもどおりの虎鉄さんが帰ってきてくれた。
ホッと胸をなで下ろすと、
「ー俺も紅茶頂くっすね」
帽子を被ったままカップをもう一つ出し、一緒に紅茶を楽しんだ。
普段は紅茶なんてあまり飲まないのに、この人と一緒に飲むと 本当に美味しい

店長との会話を満喫していると、ふと一つの閃きが頭に浮かんだ。
「そうだ、お礼と言ってはなんですが、俺も虎鉄さんに何かあげたいっすね」
「いやいや、いいよ! お礼が欲しくてあげたんじゃないし」
「でもほら、俺、虎鉄さんの誕生日に何もあげてないですし」

そう言うと、奥の寝室の方へと足を進めた。
「ちょっとこっち来てくれませんか?」

そう言われ、「?」顔の店長。
この部屋には何度か来たことがあるが、奥の寝室もここと同じでプラモが飾ってあるくらいで、あとは本当に布団くらいしかないはずである。

待てよ…布団…? お礼に何か…??
ま、まさか…!!?

寝室に入ると、茶道寺は生まれたままの姿で布団に仰向けになっていた。
「いやらしい子だね…」
大きく仰け反ったそのシンボルを見下ろしながら、虎鉄はそのまま彼の胸に腰をおろした。
その巨体の重みすら、今の茶道寺には快感であった。
「今日で幾つになったんだい?」
「に、29っす…」
既に我慢がきかない様子で、息も荒く答えると
「そうか。 じゃあ今日は4月19日だし、29(肉)で419(飼育)といこうか」
黒い微笑をその顔にたたえ、虎鉄はその股間からそそり立つ魚肉ソーセージを茶道寺の口内にねじ込んだ。
「お前は本当に美味しそうに食べるね。 いけない子だ」
見下すような視線を彼に向けると、そのまま嬉し涙を溢れさせ続ける象牙の塔を、尻尾でピシャリと打ち据えた。
「もほぉっ!!」
口内を肉の凶器で占領されながら、茶道寺は歓喜の雄叫びをあげた。
その声に呼応するかのように、野太い尻尾に右へ左へと打たれ大きく振れる茶道寺自身も、愛液を空中に輝かせ続けた。
その様を見てとると、口元に残酷な笑みをたたえ、虎鉄はその尻尾を器用に彼の最も敏感な部分に巻きつけた。
「さあ、お前がどれだけいやらしいか見せてごらん」
そう笑いながら言うと、虎鉄の尻尾は上下左右にと雄々しい彼を刺激し続けた。
歓喜の本流はその情動と共に駆け上がり、ピンクに熟れた洞窟から白いマグマがみたいな!!?

大変だよおじいちゃん、貴方の孫は確実に貴方の連れの影響を受けてますよ(笑)

ひとりでハァハァしながら寝室に入ると、茶道寺は奥の備え付けのクローゼットを開け、その前で「こちらにどうぞ」のリアクションをしていた。
よくわからぬまま店長もクローゼットの前に立つと、その中身に驚き、思わず感嘆の声を上げてしまった。

そこには、十数個のプラモデルの箱が積み重ねられていたのだ。
しかも、全て部屋に飾られていないものばかり、そう、それらは未だ手をつけられていない未組立のプラモデルなのだ。
人はそれを「積みプラ」と呼ぶ(笑)

「どうしたの!? こんなにいっぱい…!」
「まとまった休みが取れたら一気に作ろうと買ってたんですが、ここ最近ずっと忙しくて。 で、気がついたらご覧の有様でして」
ハハハと少し困った表情を見せて茶道寺が笑った。
「うわー…す、すごい…! こんなに沢山…!? 少し抜かないと…もう溢れちゃいそうだよ…!! あ! と、届いちゃう…!! っていうか、もう当たってる…!!? こんな目一杯に詰め込んで…こ、壊れちゃうよ…!?」
「プラモの話っすよね!?」
「え? 何が…?」
「い、いや…何でも無いんすけど」
顔を真っ赤にする茶道寺に、キョトン顔の店長。 彼は本物の、本物の天然エロスのようである。
頬を少し赤くしながらもコホンと一息つく。
「良ければどれでも好きなの差し上げますよ」
「え?」

「これだけあっても少し持て余し気味ですし、どうです? どれか欲しそうなのありますか?」
「い、いやいやいや!!! 勿体無いよ!! 結構するのばっかりだし! それに自分、もろパチ組派だからせっかく貰っても愁哉君みたいに綺麗に作れないし」
「そうっすか? 俺、そんな大して上手くも無いっすよ?」
「そんな事ないよー!! 例えば…」
そう言うと、店長は寝室のプラモ群を見回した。

「ほら!!! このユニコーンなんてガッツリじゃない!! パーツのエッジ立ててるし、これ関節もいじってるでしょ? 雑誌とかで見たけど、ここまで格好いいポーズ取れなさそうだったもん!! 塗装も綺麗だし、マーキングも凄いじゃない!! っていうか、本当すごいなコレ…。 マジかっけぇ…」

「…それ、そんなに気に入ってくれました?」
もう鼻先数ミリまで近づいてガン見している店長にちょっと驚く。
「うん! 自分で作るのも好きだけど、自分出来合いのおもちゃとかも大好きでさー! こういうのいいよねー」
「じゃあそれ、差し上げますよ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「え? え!? まさかー! え? マジで!!? マジでくれるの!!!?」
さっきと食いつきが違う!! どうやら本気で気に入ってくれたようである。
「でも、本当にそんなのでいいんスか? 既に飾ってあるヤツなのに、イヤじゃないっすか?」

「本当にくれるの!!!?」

「は、はい…いいっすよ?」
「ぃやったぁあああああああああああああああ!!!!!」
そんなにっすか!!?
「だって、ユニコーンって格好イイじゃない!! アニメでデストロイモードの変身見てもう震えっぱなし!! 装甲がこうパカっと割れてフル出力とか燃えるよねー!! スルーしてたプラモもどうしようか悩んでたんだけど、可動範囲に不満あるしマーキングも大変そうだし! うわー!! こんなスゴイの貰えるなんて、めちゃめちゃ嬉しー!!」

何だか凄い恥ずかしくなり、顔が真赤になる。
「俺…」
「ん?」
「俺、プラモ好きで良かった…」
「え? 何が…?」

既に有頂天の店長には、その言葉の意味が良くわからなかった。


プラモをプチプチで包むと、空いたパッケージに入れて大きな家電量販店の袋に入れ手渡した。
「えへ、嬉しいなぁ。 ありがとうね、愁哉君。 これ、大切にするから」
「お互い様っすよ。 俺もこの帽子、大切にするっす」
お互いに見つめ合い、そして一緒に笑った。
手を振ってドアが閉まっても、そこをそのまま少しの間だけ眺めていた。
居間に戻って座布団に腰を落ち着けると、頭に被ったベレー帽をそっと脱いで静かに眺めた。

この帽子は、ただのベレー帽じゃない。
これには、沢山のものが詰まっている。

自分の為を想い、悩み、そして一生懸命作ってくれた。
自分が大好きな人が、自分を想ってくれた「時間」がそこには詰まっている。

そして、そこには彼の「優しさ」が詰まっている。

これほど嬉しいプレゼントがあるだろうか
茶道寺はその帽子を胸元に抱えると、そのまま両腕で強く抱きしめた
彼を想うだけで、こんなに胸が熱くなる

心が 暖かくなる

この想いをいつか彼に伝えたい
いつか、自分が納得できる「自分」になれたら

それが  「恋」だと  
伝えたい


その日以降、茶道寺は外出時には必ずこのベレー帽を被るようになった。
結局自分も誕生日を境に変わったことが、気恥ずかしくもあり、嬉しくもあった。

そして、一つ彼は心に誓った

sadotan7.jpg

飲み会時に決して源司さんには見つかるまいと。

ハッピーバースデイ 茶道寺さん


おしまい



さてさて、このお話は相当わかりにくかったと思います。 ネタ的に(笑)
なので、一応注釈~! 興味ない方はスルーして下さいね★

ガンダムユニコーン:バンダイ様の「ガンダム」シリーズ最新作。 メカの書き込みっぷりが凄まじいOVA作品。
ビスト財団:ガンダムユニコーンに出てくる財団。 ユニコーンガンダムを作り上げた。 シンボルマークはユニコーン。
ユニコーンガンダム/ユニコーン:OVA「ガンダムユニコーン」に出てくる主役モビルスーツ。 通常は一本角の「ユニコーンモード」という形態を取っているが、全身の装甲を変形させ「デストロイモード」というガンダム顔の姿へと「変身」する。 一本角が左右に分かれ、ガンダムおなじみの2本角になる辺りが燃えます!
店長が貰ったプラモデル:わかった方もいらっしゃるかもですが、これは「マスターグレード」というプラモシリーズのユニコーンガンダムです。 アニメ発売後に「アニメバージョン」が発売されましたが、マーキングの話が出てきたとおり、これはその前に発売された初期バージョンです。 変身が売りだったのですが、可動範囲はそう広くなく、また全身に貼るマーキング(デカールで通じるかな?)の量が凄まじい商品でした。
トラトラはちょびっと貼って断念(笑)
パチ組み派:塗装や墨入れなどの作業をせず、そのままプラモデルをパチパチと組む人の事。
エッジを立てる:プラモデルのパーツの角は安全上尖っておらず、これをヤスリなどであえて尖らせること。 造形が一気にシャープになり、格好良くなる。

注釈長ぇええええ!!!!!(汗)

のんけも | 00:29:18 | Trackback(0) | Comments(51)

FC2Ad